【特別区】驚異の出題確率!論文の出題予想テーマを完全解説(2024年度試験)

コラム

こんにちは!編集長です。

この記事では、2024年度の特別区採用試験の論文試験の出題予想テーマを解説します。

出題される可能性があるテーマは30以上に及び、全て完璧に対策するのは時間が掛かります。
特に出題される可能性が高いテーマが事前に分かれば、重点的に対策することができます。

独自の調査から、出題確率の高いテーマを予想したので、じっくり読んでくださいね。

 

【特別区】論文試験の出題予想テーマ

結論から言えば、出題予想テーマはこのとおりです。

*少子化
*高齢者の社会的孤立
*テレワーク
*デジタルデバイド、ネットの弊害
*地球温暖化
*業務継続計画
*防犯
*児童虐待

近年の出題傾向をもとに分析しています。

予想のソースは次の3つです。

*特別区職員ハンドブック
*特別区長会調査研究機構
*時事

1つずつ見ていきましょう。

 

【特別区】論文試験の出題予想の根拠①:特別区職員ハンドブック

特別区職員ハンドブックは、言わずと知れた受験生のバイブルです。
まだ持ってない人は購入をおすすめします。

ハンドブックには巻頭論文が掲載されていて、「時代の潮流と特別区の課題」という項で、特別区の抱える重要課題が厳選して紹介されています。

最新の2023年度に出版されたハンドブックで挙げられている課題がこちらです。

【自然災害への対応】
*地震(2020年出題)
*水害(2020年出題)
【少子化への対応】
*人口減少(2023年出題)
*少子化
【老いる東京】
*地域包括ケアシステム(2019年出題)
*高齢者の社会的孤立
【進むデジタル化と働き方改革】
*デジタルデバイド、ネットの弊害
*テレワーク

実際、近年の論文試験で地震・水害や人口減少が出題されています。
また、地域包括ケアシステムも、認知症高齢者への対応という類題として出題がありました。

8分の4と考えれば、出題確率はかなり高いです。

反対に、まだ出題されていないテーマは今後の出題が予想されます。
少子化や高齢者の社会的孤立、デジタル化は要注意です。

 

【特別区】論文試験の出題予想の根拠②:特別区長会調査研究機構

特別区長会調査研究機構は様々な行政課題を研究し、報告書を公開しています。
読むのに時間は掛かりますが、論文・面接対策の宝庫です。

近年の論文試験では、機構が研究・報告したテーマが毎年出題されています。
驚異的な出題確率です。

【2023年出題】
*人口減少下における人材活用:「大局的に見た特別区の将来像」(2020年研究・報告)
【2022年出題】
*限られた行政資源による区政運営:「特別区のスケールメリットを生かした業務効率化」(2021年研究・報告)
*地域コミュニティの活性化:「地域コミュニティ活性化のためにとりうる方策」(2020年研究・報告)
【2021年出題】
*ごみの縮減と資源リサイクル推進:「特別区におけるごみ減量に向けた取り組みの推進」(2020年研究・報告)
【2020年出題】
*先端技術を活用した区民サービスの向上:「AI等の先端技術を活用した業務効率化」(2019年研究・報告)

機構が研究・報告し、まだ論文試験に出題されていないテーマは要チェックです。
たとえば、少子化や高齢者の社会的孤立などハンドブックと重複するテーマのほか、地球温暖化が挙げられます。

 

【特別区】論文試験の出題予想の根拠③:時事

時事は予想が難しいですが、現時点でもっとも重要と考えられるテーマは次の3つです。

*業務継続計画(ポストコロナを見据え、感染症を含め今後の非常事態への対応)
*防犯(強盗や殺人など体感治安の急激な悪化)
*児童虐待(特別区における児童相談所の設置)

ただし、今後もっと優先すべきテーマが登場するかもしれません。

 

以上、2024年度の特別区論文試験の出題テーマを予想しました。
これらのテーマを重点的に対策しつつ、定番テーマもしっかりと押さえておくと安心です。

テーマがたくさんあって大変ですが、妥協せずに頑張りましょう!

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